紫風の日記
2021.07.20

風水とは?

風水とは?

風水は、3000年以上前の中国で都づくりのために考え出された『環境学』です。「大地の気を取り込むことで、万物は生命力が上がり元気になれる」という考え方がその基本にあります。
つまり、風水は『気』と呼ばれる大地のエネルギーをいかに上手く取り込むか、という学問ということですね。

では、『気』とは何でしょうか?
実は、現在では『気』は地中を流れる微弱な電流=地電流であることが科学的に解明されています。『気』つまり微弱な電流は人間の体にも流れていて、人体の各部位と脳の間の伝達を行っていることが知られています。
東洋医学の整体師は、人体に流れる『気』の流れを良くしたり整えたりすることにより身体の不調をな治していかれます。

古代中国には、風水師と呼ばれる地面から放出されている『気』つまり微弱な電流を感じることのできる人がいました。そして、『気』が強く安定している土地が良い土地と鑑定され、そこに神社や都が建設されていったのです。

土地の『気』を計測する。
良い土地『イヤシロチ』と悪い土地『ケガレチ』

『気』つまり地中を流れる地電流を初めて計測したのは、楢崎皐月(明治32年~昭和49年)という物理学者です。
楢崎博士は戦時中満州で製鉄所の所長をしている時、同じ条件でも鉄の出来が良い工場と悪い工場があるのはなぜかと疑問を持ち、いろいろ考えた結果それは土地のせいではないかと推測しました。
電気工学者でもあった博士は自ら開発した地電流測定器を用いて土地の電流を測ってみたところ、鉄の出来が良い工場の土地は測定値が安定しており、値が高かったのです。
楢原博士は土地の良し悪しは電気的測定に表れるのではないかという仮説を立て、全国の土地を測定して回りました。

そして1万2千以上の土地を測定した結果、楢崎博士は土地を電流の状態によって3つに分類できることを発見し、研究結果として発表しました。(下表と記述)

①優勢生育地帯イヤシロチ
15% 大地表層は還元電圧を示し、大地電流は全て上から下へ流れ、流れる電流も多い。 住居する人には、いずれも健康的で病人がいなかった。
養鶏所は、産卵率高く、病気の鶏はいなかった。牛舎、豚舎は動物の健康も良好の状態だった。牛の場合は乳量が多く、豚は肥育が順調で早い。 牛舎、豚舎は飼料の腐敗がきわめて少ない。
神社は全てがイヤシロチ。建物の損傷がない。

②劣勢生育地帯
ケガレチ 大地表層はほとんど全てが酸化電圧を示し、大地電流は全て下から上へ流れる。
住居する人たちは、病気がちであり、調査家族全員に病人がいた。
養鶏所は、産卵率が悪く病気の鶏も多い。
牛舎、豚舎の場合は、牛の乳量は少なく、豚の肥育は不良、病気のものが多く健康度は不良であった。 工場、学校はすべてケガレチ。建物の傷みが早く業績不良の傾向あり。農作物の出来が悪いと推定される。
道路は破損し易く甚だしく事故が多発している。工場では不良品が多く品質が悪い。従業員の病欠が多い。

③普通(標準)生育地帯 大地表層に酸化電圧と還元電圧が混在し、電流方向も上から下の部分と、下から上の部分へと流れる部分が混在している。

• 神社の位置と建物を、18カ所調査したところ、いずれもイヤシロチに位置し、建物の損傷はなかった。
寺院については27カ所調査し、そのうち優勢地帯(イヤシロチ)に位置するものが21カ所、普通地帯に位置するものが6カ所であった(6カ所のうち、5カ所の寺院は建物が改修されていた)。

• 新しく建てられた学校(9カ所)、工場(18カ所)の用地を調査したところ、いずれもケガレチであった。建物の傷みが早く、業績不良の傾向を示すものが多かった。楢崎博士たちは、これらは元は農地だったが、農作物の出来が悪く安い価格で提供されたものであろうと推定される。
• ケガレチの部分の道路は、強固に舗装されていても、常に破損しやすい場所として、何回も補修工事が行われている。これは該当する15カ所を継続して観察した結果である。
• 交通事故の多発する「魔の踏切」とか「魔の場所」と言われているところは、例外なくケガレチである。該当する24カ所を継続して調べた結果、3ヶ月で総計72件の事故があり、甚だしく事故が多かった。
• ケガレチに作られた工場は不良品が多く、従業員の病欠が他よりも多い。たとえば染色工場では、染色の色が冴えない、染めむらが多いなどの傾向があった。染色工場15カ所のほか、織物、煉瓦、陶磁器、食品などの工場でも同様であった。

どうすればケガレチをイヤシロチに変えることができるか

統計からすれば、日本の土地の中でイヤシロチ(優勢生育地帯)はわずか15%しかないことが分かりました。しかもその多くは神社仏閣となっておりますから、住宅地はもっとずっとわずかでしょう。

楢崎博士の研究グループはどうすればケガレチをイヤシロチに変えることができるかいろいろ試しました。その結果、「炭を埋設すること」が効果的であることを発見しました。

直径1メートル、深さ1メートルの穴を掘り、約120㎏の木炭(白炭のクズ)などの粉末を水で練って埋める。その上にもとの土地を埋め戻す。この方法で、半径15メートルの円内がイヤシロチ化する。そしてその効果は年々増して行くのです。

これが土地の埋炭法の発生です。

この方法が発見されて以来、各地で土地に埋炭が行われるようになりました。
例えば、伊勢神宮の御園(神様に捧げる作物を作る畑)には大量の埋炭がされています。
現代でも愛知や埼玉のある工務店では埋炭工法を用いて土地を整えた上に住宅を建てることを行っています。

しかしながら、この工法は数百キロから数トンという大量の炭が必要な上、埋設のための工事も大掛かりで不経済なため、全国的にはほとんど及してきませんでした。

そこで、風水研究家で工学博士の峯英臣博士により、より純度が高く帯電性の良いカーボン製品『太喜』が発明されました。

太喜は1個で備長炭の150キロ分に匹敵、1個埋めることで土質にもよりますが6~9㎡有効で、半永久的に効果が持続します。

重さは約1キロで女性でも簡単に埋没でき、ぐっとお手軽で経済的な埋炭法となりました。

太喜は特許も取得しており、その効果も実証されています。
https://www.t-a-o.co.jp/taiki/taiki

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